ブログトップ

たまてぼっくす

tamabebox.exblog.jp

四月大歌舞伎夜の部てきとー感想

幸運にも一等席が手に入ったので吉之丞さんの出を近くで見ることができ、体中ぞわぞわして、もうこれで帰ってもいいと思いました(もちろん帰らないけど)。ずっと影にならずにお顔が見られる席で、ほんと幸せでした。

一階ということと、ビタミンB類の血中濃度がピークだったのとかで、義太夫がよく理解できて、ほー、毛屋村ってそういう話だったのかーって、思いました。何度も見てるんだけど。^^;
見上げだと?虚無僧が男っぽく見えるのか、初めて顔出すまで女だって感じがしなくて、その辺に女武道を感じたりしました。最近芸が大きくなったと思います。
吉右衛門がうれしそうな顔をしていると私もうれしいので、ラブらぶモードも楽しく幸せに見物しました。
こだまがよく聞こえたなー。

吉田屋、何度でも見たい歌舞伎の夢。
<差し出し>に丸に二の字の紋が入った受け皿みたいのがついてるとかも見えて感動。
仁左衛門さんは総身が蜜だあ、とか思いました。とろけました。松嶋屋三兄弟がそろってじゃらじゃらしているのが楽しくて楽しくて。座敷を見に行くところ、たまらんす。
玉三郎さん、あれはなんだ?美しいこの世のものならぬモノ!仁左さま用と玉さま用と自分が二人欲しいぞ。
うわさの鳳凰のうちかけ、一瞬なんだ!ジワというよりどよめきが起こりました。

曽根崎心中になったらお尻が悲鳴。三階だと尻には来ないんだけどなあ。一階でも前の人の頭をよけながら見る状態ではあったし、座高を低くするように座ってるからかなあ。
生玉の社の場が好き。あの集団の怖さが現代劇のよう。
天満屋は、なんか文楽で見たいって思いました。段取りっぽく感じたのかな?
道行はバレエみたい、ってなぜか思いました。キメキメがばっちり決まってて二人のタイミングが完全にあってるから?踊りというよりダンスみたいな、流れるというより決まってる感じ?堪能しました。

やっぱり高い席はよく見えるなあ。でも三階がソウルフードなんだよ、フードじゃないけど。体が三階で目玉だけ一階に置きたい…。できれば三か所ぐらい。(コワイよそれ)



夜の部
一、彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
  毛谷村
 親孝行な剣術使い毛谷村六助(吉右衛門)は、年老いた母のためと頼まれ、微塵弾正(歌昇)との試合で勝ちを譲ります。そこへお幸(吉之丞)と名乗る老婆が現れ、六助に親子にならないかと世にも稀な話を持ち掛けます。
 続いて虚無僧姿のお園(福助)がやって来て、六助を仇と言って斬りかかりますが、実はお園は六助の師の吉岡一味斎の娘であり、六助の許婚でした。また先ほどのお幸は一味斎の妻で、ふたりから六助は一味斎が京極内匠という悪人に討たれたことを知らせられます。ここへ杣斧右衛門(東蔵)たちが六助を訪ねて来て、母親が殺されたので仇を討って欲しいと願い出ます。実は斧右衛門の母を殺害したのは先ほどの弾正で、しかも弾正こそ京極内匠だったのです。こうして六助は、内匠を討つべく出立していくのでした。
 義太夫狂言ならではの魅力溢れる作品をお楽しみ下さい。


二、夕霧 伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)
  吉田屋
 放蕩の末、家を勘当された藤屋伊左衛門(仁左衛門)は、紙衣姿に零落しながらも恋人の夕霧逢いたさに、阿波の大尽(由次郎)が餅つきをして騒ぐ新町の吉田屋へやって来ます。そして吉田屋の主人喜左衛門(我當)、おきさ(秀太郎)夫婦の情けにより、伊左衛門は座敷へ通されます。やがて夕霧(玉三郎)が姿を見せると、伊左衛門はすねてつれなく当るので、太鼓持豊作(巳之助)がふたりをとりなします。
 伊左衛門が機嫌を直すところ、番頭清七(桂三)が勘当が解かれた旨を告げにきて、晴れて伊左衛門と夕霧は夫婦となるのでした。上方和事の代表的な作品を上演する注目の舞台です。

三、曽根崎心中(そねざきしんじゅう)
 天満屋の遊女お初(藤十郎)は、田舎客の儀兵衛(錦吾)に連れられて生玉の社に参詣し、恋人の平野屋徳兵衛(翫雀)と出会いますが、徳兵衛は油屋九平次(橋之助)に騙され、恥じしめられます。一方、徳兵衛の伯父久右衛門(我當)は、徳兵衛に意見しようと天満屋にやって来ます。
 やがて悄然とした徳兵衛が天満屋に現れると、お初はこれを招き入れ縁の下へ隠します。続いて九平次も姿を見せ、徳兵衛の悪口を言い始めます。これを聞いたお初は自らの足を使って、徳兵衛と添い遂げる覚悟を確かめ合います。夜も更け、主の惣兵衛(竹三郎)が灯を消すよう命じ闇に包まれると、お初と徳兵衛は天満屋から抜け出して行きます。そこへ油屋の手代茂兵衛(亀鶴)が駆けつけ、徳兵衛を騙した九平次の悪事が露見したと告げます。しかし何も知らないお初と徳兵衛は、曽根崎の森で心中し息絶えるのでした。
 近松門左衛門の心中物の傑作でもある作品をご覧頂く話題の一幕です。
[PR]
by urasimaru | 2009-04-26 00:30 | 歌舞伎 みた | Comments(0)
<< リコーCX1 連写モード 「少佐」 >>