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たまてぼっくす

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ロンドン凱旋版NINAGAWA十二夜 夜中に書いた感想

私には見識というものはないので、まともでない(かもしれない)ことは書くのをやめようとか思った時期もあったんだけど、その判断もあやふやだし、何も考えずに思ったことを書いてしまえ、と思っている最近。

えーっと。あたらロンドンの劇評やら歌舞伎座での上演をみたりした予備知識がなければとても楽しく見られたのに、自分のばかーってかんじ。
普通に面白かったけど。
でも身体が歌舞伎座仕様になってるのと歌舞伎座をイジョウニ愛してるのと、こないだの油地獄が強烈でノックアウトされっぱなしなのとかもあって、最初は入れなくて、たしかに錦之助さんの顔青いなーとか、演舞場の三階二列目だと近いけど角度が急で(客席全体の大きさの関係とかもあるしねー)顔がきれいに見えないなあとかいろいろ雑念が起こってしまった。
芝居全体のボリュームが引き締められた分、ストーリーははっきりしたんだけど、恋愛の話と笑う場面がばらばらになってしまった感じ。左大臣の嘆いてる場面だけがシェークスピア、難しい文章書きましたーって感じがした。
亀治郎が出てきてからはそれに乗って楽しめた。(色っぽさが増したなあ。いろいろ荒業やっても女でいられるところが凄い。)
結局恋愛関係の方にはあまり入り込めず、コメディー部分が楽しかったなーって感じ。これはおもに見る私の方の問題だと思う。
時蔵さんは姫というより女主人って感じが強くて、声が低めだから?なんか菊五郎さんと一緒に見守る立場っぽい感じがしてしまった。体調が悪いんじゃないといいけど。
菊五郎さんが全体を支えているっていうのは今までで一番強く感じて、お父さんプレゼンツ息子の晴れ舞台、みたいな(あ、ほめてるんだよ)。
ただ花道のない小屋に合わせたせいか、早変りの時間を持たせてるっぽい感じがする場面も。

客層はあまりどっぷり歌舞伎じみた感じじゃないらしく、いろんな装置とかきれいな画面で新鮮にジワが出て楽しかった。掛け声はかすかに一般の人が。まあ本職?は歌舞伎座だからねー。

やっぱり歌舞伎座の古色蒼然とした中で見た思い出が忘れられないのでした。
現歌舞伎座が好きすぎ。
なんかわかんないけど、演舞場は一階で見ろってことか?っていろいろ細かいことで思った。
頼む、建て替え中はなるべく国立でやってくれー
(ってたてかわってからも文句いうんだろうなー。てかその時どうなってるやら)



新橋演舞場
新橋演舞場6月公演NINAGAWA十二夜平成21年6月7日(日)~28日(日)


 2005年歌舞伎座での初演において、演劇界に大きな衝撃を与え、2007年には東京・博多での再演が果たされた『NINAGAWA 十二夜』。共に400年の歴史をもつ歌舞伎とシェイクスピア。この運命の出逢いは、演出に蜷川幸雄を迎え、舞台に大輪の花を咲かせました。
 そしてこの春ついに夢のロンドン公演を実現。シェイクスピアの本場でスタンディングオベーションをあびたロンドン版『NINAGAWA十二夜』が再び歌舞伎の国、日本に帰ってきます。
 歌舞伎ならではの様式美で描く、シェイクスピアの軽妙洒脱なロマンティック・コメディを心ゆくまでお楽しみ下さい。


【あらすじ】
 航海中、嵐に遭い、難破して双子の兄斯波主膳之助(しばしゅぜんのすけ)(菊之助)と離ればなれになってしまった琵琶姫(菊之助)は、舟長の磯右衛門(段四郎)の助けで、男装して獅子丸と名乗り、大篠左大臣(おおしのさだいじん)(錦之助)に小姓として仕えはじめます。
 大篠左大臣は、大納言家の織笛姫(おりぶえひめ)(時蔵)に想いを寄せています。しかし、姫は左大臣の愛に見向きもしません。その上左大臣の使者である獅子丸に一目惚れしてしまいます。その獅子丸、すなわち男装の琵琶姫は、ひそかに左大臣を恋い慕っているものの、男の姿ではどうにもなりません。
 いっぽう織笛姫の叔父の左大弁洞院鐘道(さだいべんとういんかねみち)(左團次)は、何かと小うるさい家老の丸尾坊太夫(まるおぼうだゆう)(菊五郎)に目の敵にされています。坊太夫が姫に心を寄せていると知った洞院(とういん)は、恋人の腰元麻阿(まあ)(亀治郎)、右大弁安藤英竹(うだいべんあんどうえいちく)(翫雀)らと日ごろの仕返しにと一計を企み、その計画にまんまとはめ、坊太夫は散々な目に遭ってしまいます。
 その騒動の最中、嵐の中、海賊に助けられ、九死に一生を得た主膳之助が現われます。獅子丸と瓜ふたつの主膳之助の出現に、織笛姫、大篠左大臣、獅子丸の恋の思惑が絡んで、周囲は大混乱。さて恋の行方は――。
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by urasimaru | 2009-06-18 01:36 | 歌舞伎 みた | Comments(0)
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