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たまてぼっくす

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第15回稚魚の会・歌舞伎会合同公演 A班見ました。

なにがどうしたって、前の人が大きくて!舞台の真中に頭の影がドガーンと。それをよけて見るだけでも…。^^;

13歳のハローワークによると、
「歌舞伎を志す一般の人がプロを目指そうとすると、日本芸術文化振興会が主宰し、国立劇場に付属する伝統芸能伝承者養成所で、芸を学ぶしか今のところ方法がない。 w中略w 養成所での研修は、全日制の2年間で、歌舞伎実技、立廻り・とんぼ、化粧・衣装・かつら、日本舞踊、義太夫、長唄・三味線、鳴物、箏曲、発音・発声、作法などを学ぶ。」

その国立劇場の歌舞伎俳優養成出身者で作る「稚魚の会」と歌舞伎の脇役陣の「歌舞伎会」の合同公演。
歌舞伎を支える脇役陣の勉強の場。今回から出演者を若手に絞り、ベテランは指導に回っているそうだ。(へー。今知った。)

時代物の「賀の祝」、踊り「双面水照月」、世話物「与話情浮名横櫛」。おー、基本的な演目の組み立てになってるんだね。(当日まで演目をチェックしないのは歌舞伎座も最近そうなのでご勘弁ください)

普段の歌舞伎座とかでは、腰元一同とか侍の一群って感じで出る役者さんたちが主役を務める「歌舞伎の甲子園」(今命名?)って感じで一度見るとくせになります。
おなじみの演目が新鮮。おお、そういう話だったのか!って普段贔屓の役者さんがなにをするかに目が行くところをストーリーに直面するというか。いや、面白い話だったんだな。普段ツマンナイってわけでもないんだけど、よくできてるんだなーって。
あと、普段の贅沢さが分かる。おお、そういえばいつも見てるのは「○月多歌舞伎」っていうのか、って感じ。でも小劇場のスペースをあふれんばかりの演者の熱気がステキ。
普段、「私を見なさい!」って状況の中で大いに泣いたり笑ったり着替えたりすることのない役者さん達です。むしろ悪く目立ったりしない様に、と気を使って演じていると思います。ああ役者は舞台で育つんだなあ、としみじみ思いました。

「賀の祝」、普段より泣けた。(実際に泣いてはいないけど心の中で泣きましたよー)
「双面水照月」、おお、そういう話だったっけか?なんか勘三郎がすごかったとかいう印象しか覚えてなかったり。男女の合体幽霊ってすごいっすね。歌舞伎ならでは!多重人格って昔の人は知ってたのかな、とかいろいろ考えたり。
「与話情浮名横櫛」。世話物はムズカシイネ。学芸会みたいでほほえましい…とか思ってたら中村蝶紫さんが私を本気にさせたよ。背中まげてナチュラルオペラグラス状態で注目!死んだはずだよお富さん、のあれですが、いつもそれでそのあとは!?ってところで終わるのが、ハッピーエンドになって分かりやすくなってた。筋書きに書いてはあったけど、お芝居で魅せてもらうと ああすっきり!

あとは、喜昇さんのスーツ姿が初々しい!とか、男の梅之さんってハンサム(女形さんなので素顔を見るとそう思うのだよ)、とか、だれだれを発見!とか。
あまりたくさんの人をおぼえてなくて、あと、B班みられなくてゴメンナサイ。
メンバーとかはこちらをご覧ください

馬鹿感想にぎやかしに書きます(ほんとに失礼!)

八重 出てきたときぱっと明るくなる美貌。後半の動きは成長の余地あり。
千代、春 安心できるできだけどもうひとつ二つ上を望みたい
松、梅王 兄弟げんかの俵が今までで一番重さが感じられた。(ほめてる)
白太夫 老け役は難しいよねー。旅装への着替えってドキドキしそう
法界坊・野分姫の霊 普段は立役さんなんだろうなーと思った。アタリ♪楽しめた
松若、お組 受け身の役だし。きれいよ
おしず メンバー中一番安心してみられた。
藤八 ぉぃぉぃ番頭というより粋人っぽいよ。
およし そのままいけそう。可憐。
多左衛門 棒読みで気の毒。がんばろう。
ゆすりの二人 親心っぽい気持ちでほほえましく。

プログラムの誤植、あれはいかんだろう。



竹田出雲・並木千柳・三好松洛・竹田小出雲=作
市川左團次=監修・指導
中村時蔵=監修・指導
菅原伝授手習鑑 一幕
佐太村賀の祝の場

奈河七五三助=作
藤間勘祖=振付
双面水照月 常磐津連中

三世瀬川如皐=作
中村梅玉=監修・指導
中村魁春=監修・指導
与話情浮名横櫛 一幕二場
源氏店妾宅塀外の場
源氏店妾宅の場
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by urasimaru | 2009-08-25 22:07 | 歌舞伎 みた | Comments(1)
Commented at 2009-08-28 00:37 x
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