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歌舞伎座十月大歌舞伎夜の部 一言感想

歌舞伎座さよなら公演芸術祭十月大歌舞伎夜の部
渡海屋・大物浦
銀平が若々しく、知盛がでっかい。お柳はやっぱり普通じゃない人っぽい。局に戻ってからの貫録は床下から蟹が出てきそう。(ほめてる)
義経がかっこいい。ラストのところで知盛の話をじっと聞いているときの気迫と哀感。四天王がわかわかしい。
うるうるした。

吉野山
親子ならではのシンクロした空気感。きれいー!菊五郎さんの顔がどんどん大きく見えてきておとなの色気を感じる。菊之助の美しさ。ラインとかも。酔った。

川連法眼館
彦三郎さん秀調さんの気合い。(客席がざわざわしているうちに自害するぞとか深刻なことになってるんだよね)時蔵さんカッコイイ!菊ちゃんとお似合い、ってそりゃ十二夜コンビだわ。團蔵さん、権十郎さん、おお、数時間でこんなに立派になって!って若い四天王の将来を想像させるぜいたくだわー。菊五郎さん本物忠信は壮年の重み。源九郎狐、いじらしく愛らしい。
ほっこりした。
あー歌舞伎って楽しいな♪
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 通し狂言
  義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
「渡海屋・大物浦」
 摂津国大物浦の船問屋の渡海屋に先頃から逗留している山伏は、源義経の家臣、武蔵坊弁慶(段四郎)。兄頼朝に追われ都を落ちた義経主従は、大物浦から海路で九州を目指しているのです。そこへ鎌倉方の追手の相模五郎(歌六)と入江丹蔵(歌昇)が現れ、船を出すよう迫りますが、渡海屋の女房のお柳(玉三郎)に断られ、掴みかかろうとすると、現れた主の渡海屋銀平(吉右衛門)に追い返されます。
 出船の時刻となり源義経(富十郎)は家臣(種太郎、尾上右近、隼人、巳之助)と共に渡海屋を後にすると、鎧姿の銀平が現れます。実は銀平は平家の武将平知盛、妻のお柳は安徳帝の乳人典侍の局でした。二人は帝を娘のお安と偽ってこの地で育て、源氏に復讐する機会を窺っていたのです。知盛は義経を討ち取ろうと出陣しますが、大物浦で義経方に敗北。安徳帝を守護するという義経の言葉を聞いた局は自害し、知盛も体に碇を巻きつけ壮絶な最期を遂げるのでした。

「吉野山」
 その後、九州へ落ち延びるのを断念した義経主従は吉野の川連法眼のもとを目指します。 佐藤忠信(菊五郎)に預けられた義経の愛妾、静御前(菊之助)はそれを知り吉野へと向かいますが、その道中で忠信とはぐれてしまいます。しかし、静御前が義経から形見として拝領した初音の鼓を打つと忽然と忠信が現れます。二人が屋島の戦いに思いをはせていると、鎌倉方の追手、逸見藤太(松緑)が手勢を引き連れて現れます。忠信は討ってかかる藤太達を蹴散らすと、静御前を伴い山中へと分け入っていくのでした。

「川連法眼館」
 源義経(時蔵)を匿う川連法眼(彦三郎)が帰館し妻の飛鳥(秀調)に、義経を匿うために評定であえて、鎌倉方に味方すると言ったと告げます。義経が法眼の配慮に感謝をする所へ佐藤忠信(菊五郎)が参上します。義経は忠信に静御前の行方を訊ねますが、忠信は覚えがない様子。義経は忠信の謀反を疑い、家臣(團蔵、権十郎)に詮議を命じるところへ、忠信とはぐれた静御前(菊之助)が一人館へやって来ます。静御前は忠信の姿を見て驚きますが、同道してきた忠信とは別人のよう。道中で忠信を見失った時、初音の鼓を打つと現れると静御前から聞いた義経は鼓を用いての詮議を静御前に命じます。
 静御前が早速、鼓を打つと、忽然と姿をあらわす忠信。実は鼓の皮になった狐の子が忠信の姿となって鼓を守護していたのでした。親狐を慕う心情に感じ入った義経は、狐に鼓を与えます。喜んだ狐は、鎌倉方に味方する悪僧を館に引き入れ、狐の通力でさんざんに打ち負かすと、自らの古巣へと帰っていくのでした。

 三大義太夫狂言の一つ『義経千本桜』。「歌舞伎座さよなら公演」ならではの豪華な顔ぶれによる注目の舞台にご期待下さい。
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by urasimaru | 2009-10-24 20:19 | 歌舞伎 みた | Comments(2)
Commented by SwingingFujisan at 2009-10-24 09:46 x
昨日、いらっしゃったのですか。私も昨日の夜の部でした。
urasimaru様の一言評、まさにそのとおりですゎ(^^)
Commented by urasimaru at 2009-10-24 11:41
SwingingFujisanさん、ご一緒でしたか。うわさ通りよかった!ああ歌舞伎好きだなあ、とあらためて実感しました。最近感想は文章にならないんですが記録のためにこんなで。
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