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たまてぼっくす

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「大序」で泣く

歌舞伎座昼の部。
調子が悪くて家を出るのに手間取り、
ギリギリだ、遅刻ならもう行くのよそうかとなんども思いつつ
とりあえず歌舞伎座の前までは、
と行ったらぎりぎり間に合う時間だったのでダッシュ。
ぜえぜえ言いながら滑り込んだら口上人形。
以前は開幕前に口上人形が出て寝坊でみられない馬鹿をなんどかやったんだけど、さいきんはここもコミ扱いで助かる(イメージでは開幕30分前に来て歌舞伎座を堪能するはずだったんだけど)
座ってしまえばスイッチが入ってあれこれの名前にいろんな拍手をして悦にいる。
やっぱり来てよかった。
柝の音を指を折って数えながら幕がゆっくりと開くのをみる。(乱打の前に47、ぐらいでした。)
附け打ちさんも下向いてる。
歌舞伎座で見る最後の…って見渡すうちに涙が出てきて、
シーってところでどっと泣けてしまった。退場しないといかんかとおもうほどだったけど、
その後だんだん芝居になってきたらおさまって後は尋常にみました。
堪能しました。

ロビーの一月の看板はまだ出てなくて今月のと来月のになってました。
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歌舞伎座さよなら公演吉例顔見世大歌舞伎通し狂言 仮名手本忠臣蔵

昼の部「大序」
 鎌倉鶴ヶ岡八幡宮。幕府の典礼の指導を司る高家筆頭の高師直(富十郎)は、将軍足利尊氏の代参の命を受けた弟の足利直義(七之助)を、饗応役の桃井若狭之助(梅玉)、塩冶判官(勘三郎)と共に出迎えます。直義は、討ち死にした新田義貞の兜の鑑定役に、判官の妻顔世御前(魁春)を呼び出します。以前から顔世に懸想していた師直が顔世に言い寄るところを、若狭之助が助けます。
 気分を害した師直は、若狭之助を散々に侮辱します。思わず刀に手を掛けた若狭之助ですが、塩冶判官に押し留められます。事件の発端が描かれ、開幕前の「口上人形」に始まる儀式的演出もみどころの、荘重な一幕です。



「三段目」
 師直への怒りが収まらない若狭之助。そんな主君の様子に危険を感じた桃井家の家老、加古川本蔵は、鎌倉足利館の門前で師直に賄賂を贈ります。師直は態度を一変させ、足利館の松の間で若狭之助に非礼を詫びると、怒りの矛先を塩冶判官に向けはじめます。更に師直は顔世からの返歌で自らの恋が叶わない事を知り、尚一層執拗に、判官に罵詈雑言を浴びせはじめます。
 あまりの屈辱に耐えかねた判官は、ついに刀を抜き、師直を斬りつけてしまいます。しかしそれも本蔵に抱きとめられ、師直に浅傷を負わせたに止まります。



「四段目」
 殿中での刃傷という大罪を犯した塩冶判官は、蟄居を命じられ、扇ヶ谷の館に籠っています。そこへ、上使の石堂右馬之丞(仁左衛門)と薬師寺次郎左衛門(段四郎)が訪れ、判官の切腹とお家断絶、所領没収という上意を伝えます。既に覚悟の判官は、国家老の大星由良之助(幸四郎)の到着を待ち望みながらも、ついに覚悟を極めて腹に刀を突きたてます。まさにその時駆け付けた由良之助と、最後の対面を果たした塩冶判官は、自らの腹切刀を形見にすると伝えて息絶えます。
 由良之助は血気にはやる諸士(友右衛門、孝太郎、秀調、松江、由次郎、男女蔵、錦吾、萬太郎、宗之助)たちをなだめ、すみやかに館を明け渡しますが、主君の腹切刀の血汐をなめて、仇討ちを誓うのでした。



「道行」
 戸塚の山中にやって来たのは、判官の家臣早野勘平(菊五郎)と、顔世御前の腰元お軽(時蔵)。主君塩冶判官が足利館で刃傷に及んだ折、かねてから恋仲の腰元のお軽との逢瀬を楽しんでいたばかりに、お家の大事に駈けつけられなかった勘平は、その申し訳に切腹しようとします。
 お軽は勘平を押し留め、自らの在所である山崎の里へ落ち延びることを勧めます。心優しいお軽の申し出に勘平も得心し、その場から立ち去ろうとするところへ、師直の家臣鷺坂伴内(團蔵)が手勢を引き連れ、ふたりを捕えにやって来ます。しかし武勇に優れる勘平はそれを打ち負かし、ふたりは山崎の里へと向かっていくのでした。
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by urasimaru | 2009-11-10 22:08 | 歌舞伎 みた | Comments(0)
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