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たまてぼっくす

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言葉にならない 御名残三月大歌舞伎第一部 千穐楽

あんまり眠れてなくて、ちとしんどかったんだけど堪能してきました。書くとバカみたいな文にしかならんが一応感想。

加茂堤
瑞々しく、透明感があってほのぼのとした雰囲気を堪能。若手で、これと筆法伝授、寺子屋をあわせてやったらいいのに。(って実際問題的ことは考えてないですが)
梅玉さん、こういう役は右に出るものがいないですね。五人男の赤星もだけど、ほんと素敵。時蔵さんの白い衣をまとった姿がすごくきれいだった。親王と姫が素直に十代の恋に見えた。

楼門五三桐
すごいって聞いてたけど、今まで見た中で一番圧倒された。ぱっと幕が落ちて五右衛門の前に桜が散って、それはもう…う、うつくしい。夢幻の世界。
血文字の袖って、なんか詩みたいな短いやつじゃなかったっけ?なんか今回は話がよくわかった。えびちゃんの見たから?久吉も超いい男。からみも豪華メンバーで、うあー歌舞伎見たなあ!って思った。


女暫
そろそろばてばてになってたんだけど、綺麗だねえ。赤いお兄さんたちが大好きさ。左團次さん風邪っぽい声だったど大丈夫?玉三郎は地にもどる部分がものすごく面白い。というか幕外のためのお膳立てのようでもあり、面白かったけど冷静に考えるとそれって微妙かもね。楽しめたからいいや。

日曜でもあり、楽日でもあるせいか売店の込み具合がすごかった。あと、カメラマン多数。来月どうなるのかコワイ。

おや、四月のチケット、売り切れ状態から結構戻ってきてますね。



歌舞伎座
歌舞伎座さよなら公演
御名残三月大歌舞伎
平成22年3月2日(火)~28日(日)

第一部

  菅原伝授手習鑑
一、加茂堤(かもづつみ)
 帝の弟斎世親王の舎人である桜丸(梅玉)は、妻の八重(時蔵)の手助けを得て、加茂明神に参詣した斎世親王(友右衛門)と、菅丞相の養女の苅屋姫(孝太郎)を牛車の中で逢引させます。しかしこれを疑った藤原時平方の三善清行(秀調)が詮議に現れたので、斎世親王と苅屋姫は落ち延びてしまいます。桜丸は牛車を八重に任せると、ふたりの後を追うのでした。『菅原伝授手習鑑』の、後の全ての事件の発端となる一幕です。


二、楼門五三桐(さんもんごさんのきり)
 天下の大盗賊石川五右衛門(吉右衛門)は南禅寺山門の楼上に身を置いて煙管をくゆらせ、悠然と桜花爛漫たる都の景色を眺めあかしています。そこへ一羽の白鷹が血染めの遺書をくわえて飛んできます。真柴久吉に滅ぼされた此村大炊之助実は大明国の宋蘇の遺書で、この遺書から五右衛門が実は宋蘇の遺児であること、宋蘇が久吉に謀られて命を落としたこと、大恩ある武智光秀も久吉に滅ぼされたことが判ります。
 その時、久吉の家臣右忠太(歌六)と左忠太(歌昇)が五右衛門に襲いかかります。しかも、山門の下には巡礼姿の真柴久吉(菊五郎)が。互いの姿に気づいた五右衛門と久吉は楼門の上下で対峙するのでした。絢爛たる色彩と様式美に溢れた、醍醐味ある一幕をご堪能ください。


三、女暫(おんなしばらく)
 源平の合戦で功を立てた蒲冠者範頼(我當)は、轟坊震斎(松緑)や女鯰若菜(菊之助)、猪俣平六(團蔵)、武蔵九郎(権十郎)、江田源三(彌十郎)、東条八郎(市蔵)ら家臣と北野天満宮へ詣でます。居合せた清水冠者義高(錦之助)、その許嫁の紅梅姫(梅枝)、木曽太郎(松江)、駒若丸(萬太郎)、局唐糸(家橘)、家老根井行親(寿猿)ら忠義の人達は、権勢を誇る範頼をたしなめますが、範頼は成田五郎(左團次)に命じ、義高らの命を奪おうとします。その時「しばらく」と呼び止めたのは、大力無双の巴御前(玉三郎)。巴御前は勇ましくつらねを述べ立て(茶後見=隼人)義高らを救い、紛失していた名刀倶利伽羅丸を、自らの計略と手塚太郎(進之介)の働きで取戻します。そして大太刀で範頼の仕丁を退治すると、舞台番の辰次(吉右衛門)に六方を習い、恥ずかしそうに引上げていくのでした。
 荒事の『暫』を女方が演じる趣向の、華やかな舞台をお楽しみ下さい。
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by urasimaru | 2010-03-28 19:14 | 歌舞伎 みた | Comments(0)
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