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音楽嗜好症

音楽嗜好症(ミュージコフィリア)―脳神経科医と音楽に憑かれた人々 [単行本]
オリヴァー サックス (著)


音楽に関心は高くないんだけど、『レナードの朝』のサックスの本はつまらないということがないので、買ってみた。

彼の本は大体、いろんな症例を書きならべた感じで、トータル的にな理屈をつけようという感じがないんだけど(それが不満な人もいるだろう)、
「完全に抽象的でありながら、極めて主情的でも」あり、目に見えるかたちはないけれども強大な作用を及ぼすものを表現する力を備えた、音楽というもののの深遠なる秘密を 
を旅するにはとてもよい本だと思います。

第1部 音楽に憑かれて(青天の霹靂─突発性音楽嗜好症/妙に憶えがある感覚─音楽発作 ほか)
第2部 さまざまな音楽の才能(感覚と感性─さまざまな音楽の才能/ばらばらの世界─失音楽症と不調和 ほか)
第3部 記憶、行動、そして音楽(瞬間を生きる─音楽と記憶喪失/話すこと、歌うこと─失語症と音楽療法 ほか)
第4部 感情、アイデンティティ、そして音楽(目覚めと眠り─音楽の夢/誘惑と無関心 ほか)

あんまりいろんな症例が出てくるので、読み終わると「はー」ってなってしまって、感想っていうと、「世の中にはいろんな人がいるんだなあ」で終ってしまうのでした。

これを読んで以来、「渚にまつわるエトセトラ」が頭を廻ってますよ。
私は携帯音楽プレイヤーはつかわず、英語などで「耳の虫」と呼ぶとこの本に書いてあった、そういうので脳内BGMオッケーなんです。
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by urasimaru | 2010-12-02 14:08 | | Comments(0)
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