ブログトップ

たまてぼっくす

tamabebox.exblog.jp

坂東玉三郎初春特別公演

e0043465_20345033.jpg

なんか、口上だけで値段の価値あったぜって思った。
大奮発して買い足して行って良かった。
しのやまきしんとえんざぶろうさんと背中を押してくれたともだちのおかげです。

アマデウスの時にルテ銀はもう来たくないって思っちゃったんだけど(それは別に幸四郎が悪いわけではない)、行ってみたらやっぱり歌舞伎の客だったら溶け込めた。あと、飾り物とかで歌舞伎っぽい雰囲気にしてくれてたので怖くなかった。苦笑
口上では、二代目松緑さんの思い出とか、あと、いろいろあるけどお芝居見て現実を忘れてほしいとか。
なんか、玉三郎のナマな気持ちとかに接することができた感じがしたりいろいろして、目頭が熱くなった。

私には2007年 5月演舞場以来の『妹背山婦女庭訓』。
なんか、今までよくわかってなかったのがすっきり入ってきたっていう感じでした。
踊りも私としては歌詞が聞き取れたし。(近いせい?QPこーわのせい?)
お三輪が官女たちにいじめられてるってのがちゃんとわかったし。哀れさとおかしみをちゃんと感じられた。
あと、「三国一の花婿ー♪」とかいうの、前見たときはいじめの官女が引っ込んでから奥から聞こえるって形だったと思うんだけど、今回はいじめの官女たちがはやしながら引っ込んでってて、お三輪の気持ちが爆発する流れによどみがないって感じ。髪をさばいてからがやっぱり女形ならではの強さで、歌舞伎だなあとおもったことでした。
松緑、尾上右近、猿弥、笑三郎が想像以上によくて、玉三郎の望む世界をつくりだせていたと思う。
歌舞伎座閉場以後、限られたところにしか出てこない玉三郎の気持ちもわかる気がしたし、もろもろのことを考えると、舞台は常に一期一会とはいえ、余計にそういう気持ちが募った。






一、お年賀 口上(こうじょう)



二、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)

  道行恋苧環
           杉酒屋娘お三輪  坂東 玉三郎
             入鹿妹橘姫  尾上 右 近
      烏帽子折求女実は藤原淡海  市川 笑三郎


  三笠山御殿
           杉酒屋娘お三輪  坂東 玉三郎
      烏帽子折求女実は藤原淡海  市川 笑三郎
             入鹿妹橘姫  尾上 右 近
       蘇我入鹿/豆腐買おむら  市川 猿 弥
     漁師鱶七/実は金輪五郎今国  尾上 松 緑

烏帽子職人の求女は実は入鹿の横暴を阻止せんと企む藤原鎌足の嫡男・淡海。この求女をめぐって、入鹿の妹・橘姫と身分を超えた恋争いをする娘・お三輪の舞踊劇「道行恋苧環」。そして「三笠山御殿」では漁師鱶七と蘇我入鹿との息をもつかせぬ台詞の応酬、求女を追って御殿に迷い込んだお三輪の悲しい恋が描かれます。
 11年ぶりにお三輪を勤める玉三郎、松緑が漁師鱶七を初役で勤める話題の舞台です。また芝居の前のお年賀の口上も楽しみの一つ。2012年の幕開けを飾る華やかな『坂東玉三郎初春特別公演』にどうぞご期待ください!




 三島由紀夫は1970年(昭和45年)8月、二十歳の玉三郎が初めて勤めた『妹背山婦女庭訓』のお三輪を「奇蹟」と絶賛し、新しい女方の誕生を予言しました。
 それから玉三郎は3度しかお三輪を勤めていませんので、ほとんど10年に一度のペースと言えます。三島の「予言」から42年、名実ともに立女方の第一人者となった玉三郎の"決定版"ともいえるお三輪。
 『妹背山婦女庭訓』、是非ご覧ください!
[PR]
by urasimaru | 2012-01-24 15:45 | 歌舞伎 みた | Comments(4)
Commented at 2012-01-28 11:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by SwingignFujisan at 2012-01-28 11:40 x
ルテはよかったですね!!
玉三郎さんの気持ちがよく伝わる舞台だったと思うし、その気持ちに感動しました。
笑三郎さんと右近クンは、私は眠くなってしまって印象が薄いのが残念です(高い席取ったのにもったいない…)。
Commented by urasimaru at 2012-01-28 19:56
鍵コメさま、情報ありがとうございました<(_ _)>
Commented by urasimaru at 2012-01-28 19:58
SwingignFujisan さん、玉さまワールドが堪能できてよかったです。踊りよりもやっぱりお芝居が好きだなあ。
歌舞伎座が開場したら出てくれるんだと思うと楽しみです。
<< 演舞場夜の部みてきた。 市川猿紫さん舞踊会のポスター発見 >>