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「バイオミメティクスを超えて!」展 トークセッション「昆虫の雑学に学ぶ」

東京農業大学「食と農」の博物館 (馬事公苑のすぐ前)で、面白そうなトークセッションがあるというので聞きに行ってきました。
「バイオミメティクスを超えて!」展
というのは自然のものにまなんだモノづくりについての展示で、3月15日まで。

◎第3回トークセッション「昆虫の雑学に学ぶ」
 友国雅章(前 国立科学博物館研究員)× 長島孝行(農学部農学科 教授)
  会場:東京農業大学「食と農」の博物館 

友国さんは国立科学博物館で長年カメムシの研究をしていた方だそうだ。現在は名誉研究員。
まず昆虫とはという話、科学博物館(科博)についてなどの話から。
科博では基礎研究のみを行った来たそうだが、近年初めての応用研究として、バイオミメティクスの研究も行うことになった。
バイオミメティクス(生物模倣)とは、優れた特徴を持つ生物の構造などを人工的にまねて応用すること。
たとえば服などにくっつく植物の種をまねて面ファスナー(マジックテープ)を発明したなどの実用例がある。
バイオミメティクスの研究は異分野連携が必要なため、分野の違う研究者同士のコミュニケーションが大変なのだが、
科博としては素材となる生物の走査電子顕微鏡写真のデータベース化などを行っている。
従来は昆虫の身体を電子顕微鏡で撮影したりしなかったので、本来の研究へのフィードバックもある。
たとえば、カブトムシの鞘翅と身体の双方には細かい突起があって、翅を閉じたときにマジックテープのようにくっつくようになっているなどの発見があった。
また、生物以外の分野の科学者に、生物を知ってもらうための研修なども行っている。

というような話を具体例の写真などとともに伺った。
生物ってすごいなあというのと、どこにネタがあるかわかんないから自然をたいせつにね、とか思った。

あと、おまけで、生物の冬ごしについて。色々な越冬法があるが、寒くなってから準備するのでは間に合わない。
そこで、多くの昆虫は日の長さで季節を知り、冬に備えている。その境目になる臨界日長というのがあるらしい。
セミの幼虫っていつ羽化するかどうやって決めるのかな、って思った。

最後に、高校生を中心とした?若い人たちからの質問など。若さってまぶしいわ、と思ったことでした。
虫嫌いについてとか昆虫食についてとか、興味深い言葉が飛び出して、面白かったw
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by urasimaru | 2015-01-24 19:54 | Comments(2)
Commented by yokuya2006 at 2015-01-24 22:21
これは面白そう、3月までには是非行きたい。
Commented by urasimaru at 2015-01-25 01:11
小さい博物館ですが、近くにいらした際にでもどうぞ♪
この講演は第三段で、第二回はこちらのようです。http://insectech.exblog.jp/23915509/
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