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西行花伝/辻邦生

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「西行花伝」を読み直した。
ちょっと前、清盛の本を読んだから、歴史的バックグラウンドがもっと判ると思って再読。読むのに時間はかかったけど(図書館さん、すいませーん)、読み直して良かった。いい本だった。

それにしても崇徳院とか待賢門院ってすごい一生だなあ。百人一首をおぼえた頃には全然知らなかった事がわかってくるというのが、年をとる楽しみかもしらん。

辻邦生の『廻廊にて』は私の捨てられない本のうちの一冊だ。『夏の砦』もそうだが、その二つを頭の柔らかい時期に読んだのは良きえにしだったと思う。
作家の全ては処女作にあるとかいう説があるが、辻邦生はまさにその通りで、『廻廊にて』に全部入っている。彼の作品を読むと、『廻廊にて』を読み直している感覚がする。今回もそうだった。それだけ彼の芸術の源になった体験が強く、私への刷り込みも強いんだろう。側頭葉になんか起こったんだろう。

難しく書くとこんな感じ『廻廊にて』作品論
「超越性の契機」辻文芸の特異性らしいけど、
難しくてあっしにや読めねえ。orz
大体辻邦生が日本文学においてどういう立場なのかなんてまるっきり知らないし。

私のコトバで言うと、彼のテーマは現実と芸術の相克、芸術による救済。

日本人にとって桜が特異でありつづけるのって、歌があるからかも。昔は三十一文字、今はポップス。
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by urasimaru | 2006-03-30 13:34 | | Comments(0)
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