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たまてぼっくす

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モグラの飼育記録更新中とかトウキョウトガリネズミとか

モグラの家に行ったら、キーパーさんが説明してくれる時間だったみたいで、いろいろお話を聞くことができた。
多摩動物園のモグラの家のモグラは日本の飼育記録を更新中(5年ぐらい)だそうです。w 
あと、先に大陸から移入したアズマモグラが日本全土に生息域を広げたあとに、新たに大陸から移入してきたやや大型のコウベモグラが少しずつ東側に生息域を広げつつあって、山の上とか岬の先とかに追い詰められてる地域もあるそうです。
ちょうど周り車で運動していたヒミズっていうのは日不見っていう意味でそういう名前がついたそうです。モグラとかは日光に当たると死んでしまうという俗説があるけど、これはうそで、モグラ類は食べ続けないと生きていけないので、穴から出ると数時間で餓死してしまうそうです。

あと、トウキョウトガリネズミについていろいろ聞きました。
 トウキョウトガリネズミは、ネズミといってもモグラのなかま。トウキョウといっても、国内では北海道の一部に分布してて、発見時にエゾをエドと間違えたので東京になっちゃったそうです。世界最小の哺乳類の一つでしっぽを体重は約2グラム(一円玉2個分!)

札幌市の野生生物総合研究所と多摩動物園の共同研究の一環で飼育されてて、絶滅危急種のトウキョウトガリネズミの調査とか、できれば繁殖とかを目指してるそうです。
北海道の嶮暮帰島(けんぼっきとう)というところで数メートルおきにわな(植木鉢)を埋めておいて、夜2時間おきに見まわって、落ちたトガリネズミを捕獲したそうです。2時間おきなのは、それ以上時間がたつと飢えてしまうから^^;
昼は夜の間採りためた虫を巣のそばで食べているらしい(食べ続けないと死んじゃうから)そうで、モグラの仲間の唾液には虫を麻酔する成分が含まれていると考えられているそうです。
嶮暮帰島にはトガリネズミ2種と、なんとかネズミっていう草の中に住むネズミの三種類しか哺乳類がいないので、エキノコックスの感染のおそれがないので本土にトウキョウトガリネズミを連れてくることができるそうです。大雪山系とかでも発見されてるけど数が限られていて生体がよくわからないそうです。嶮暮帰島ではごく限られた地域しか生息していないので、(からだが小さいから移動できないのかな?)動物園で繁殖できたらまさにノアの方舟状態なんだけど、体が小さいので飼育ケースをいじれないのが難しいところだそうです。(親が2gなので、子供は0.25gとかじゃないかと予想されるらしいです)
今2年近く生きている個体がいるそうですよ。貴重な種なので飼育のプレッシャーが結構大きいそうです。
モグラは毛が垂直に生えてるからバック移動できるとかいう話も聞きました。だからビロードみたいなのね。冬は暖かいモグラの家、お勧めでーす。
今年多摩でモグラサミットがあるかもだそうです。傍聴は自由だそうですよ。
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by urasimaru | 2009-02-06 00:25 | 多摩動物園 | Comments(2)
Commented by N at 2009-02-08 13:36 x
すばらし~!!知らなかったことが色々分かって良かったです。
行く度にモグラの家は必ず覗くけど、キーパーズトークを聞いたことは無いから、うらやましいです。
トウキョウトガリネズミは気になる存在ですよね~。あんまり気になるから、ピンとブローチ作ったんですよ。
Commented by urasimaru at 2009-02-08 20:10
Nさん、喜んでいただけて光栄です。食虫類は独特の曲線が可愛いですよね♪モグラも冬だからかまるまるしていましたw
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