どうしようかなあとか思ってるうちに発売日が過ぎてしまい、顔見世のついでに良い席をとった。(高い席しか残ってなかった)
演舞場の前がいつもと雰囲気が違う。絵看板の場所に原作の絵があって、客層も漫画かアニメのファンから来たんだな、って人がたくさん。
劇場内も盛り上がってた。
一階の上手廊下では「麦わらの一味」とかいう唐辛子売ってるし、二階売店ではグッズが販売されてて、(混雑を避けるため予約表を書いて渡す方式になってたみたい?)ガラスケースに入ったフィギュアを撮影する人が並んでる。
3階は花道から上手方向に斜めに宙乗りをするための鳥屋が。
ワンピースって話を知らないのでわかるかな?と思ったけど、イントロ映像とかがあって、(ナレーション勘九郎。来月は七之助だそうです)
大丈夫だった。苦戦したのは役者さんの同定で(笑)複数役やってるんで、だれがなにやってるかこれから筋書きチェックしますって感じです。
筋書き(というかプログラム)には人物関連表もあって、漫画の絵がついているのでそれがそうなったのか、って感じ。でも、舞台での姿で作ってくれた方が…って、間に合わないか。来月とかそうなってたり?
ストーリーは、古典歌舞伎でも波瀾万丈とか荒唐無稽とかご都合主義に慣れてるんで、(^^ゞ わかりやすかった。筋知らないドキドキ感や驚きってのもいいね。
3幕はちょっとだれた感があったけど、磨かれるだろう。寿猿、竹三郎の登場に胸熱。
宙乗り、本水滝、紙ふぶき、本火、桟敷席も含めた壁や天井も使うプロジェクションマッピング、早替わりなどけれんのてんこ盛りで劇場がテーマパークみたい(ってテーマパークほとんど行ったことないです)
演技も熱くてテンション高く、全員が全力で頑張ってる感が少年ジャンプって感じでした。
スーパー歌舞伎とか澤瀉屋が嫌いじゃない人は楽しめると思う。
隼人と己之助が大ブレーク。個人的には己之助に惚れました。www
市川右近の父路線ってのはこれから当たり役になるんじゃないかなって思った。
猿之助は襲名してから一番楽しそうに見えたかも。
なんか、歌舞伎ってのもある種生き物なんだな、動的平衡というか代替わりというか、動いていて、
でも、「ありつづける」んだな、
なくなったもののあとには新しく来るものもあるんだなって思いました。
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